シーズン 7 エピソード 20
David Wilcock: さぁ、『コズミック・ディスクロージャー』へようこそ。司会のデービッド・ウィルコックです。コーリー・グッドをお迎えしてお送り致します。コーリー、番組へようこそ。
Corey Goode: どうも。
David: 今回はマーク・マキャンディッシュに対する一連のインタビュー映像をお送り致します。最初の映像では、彼はインサイダーの友人が目撃したある種の推進力システムや飛行機について聞かせてくれます。
前置きはこのぐらいにして、早速見てみましょう。
隠された技術へようこそ
Mark McCandlish: ある日、大学の友人から電話がかかってきたのです。便宜上、彼をブラッドと呼びましょう。
ブラッドは電話でこう言ってきました。「あなたの記事を見たよ。アートの作品も見た。雑誌であなたの名前を見つけてディレクターに連絡した。彼から電話番号を教えてもらったよ。覚えてるかい?ブラッドだよ。」
「おー、覚えているよ。」
それから二人は昼食をしました。その時、近いうちにサンバーナーディノのノートン空軍基地で航空ショーが開かれることを彼に教えました。場所はロサンゼルスから75マイル(120km)ほどのところにありました。
そのショーで、当時珍しかった SR-71 ブラックバードの低空飛行または展示が噂されていました。
それで航空ショーを一緒に見に行くことになりました。でもその直前になって、雑誌社から電話が掛かってきました。彼らは私の描いたイラストをとても気に入ってくれて、翌年の1989年2月に公開予定の X-31 プログラムについて、別のイラストを頼んできました。
その依頼は急を要するため、私は航空ショー行きを諦めざるを得ませんでした。
それから約一週間が経ったが、ブラッドからの連絡はありませんでした。そこで私は彼に電話して聞きました。「航空ショーはどうだった?」 電話口の彼は黙り込みました。
「何があったの?今ひとつだったの?」と私は聞きました。
「あのね、俺は見ちゃいけないものを見てしまったと思う」 と彼は答えました。
「そんなはずがない。航空ショーのすべては一般展示されているはずだよ」と私は言いました。
「でもね、そこにいた時、別のちょっとしたショーがあったんだよ」と彼は言いました。
冒頭の話に戻りますが、この航空ショーの話が舞い込んできたのは、招待してくれた人からイラストの仕事を都合してもらうためでした。その人はロッキード・マーチンの上級幹部で、今後一緒に仕事するにあたって話し合う予定でした。
そして、空軍のデモンストレーション・チームであるサンダーバードの実演が始まりかけたとき、その彼は友人に「さあ、行こう」と言いました。
それから、その人、友人、ほかに多数の大物政治家や上級軍幹部がボーイング727に搭乗しました。乗客用の座席がついている軍用旅客機でした。彼らはノートン空軍基地から離れ、パームデールにあるプラント42空軍基地に飛びました。ロッキード・スカンクワークスのある場所です。
着陸した旅客機から降りた彼らを待っていたのは、M16自動小銃による警備で固められた非常線に囲まれた建物でした。友人は警備に阻まれました。連れが持っているようなバッジなどを持っていなかったからです。
連れは側近だと言って、彼の入場を交渉してくれました。
それで彼らはショー会場に入りました。入った途端、連れは周囲を見回して言いました。「おーと、こんなことをやるとは、聞いてなかったな。いいかい、ここにはあなたが知ることの許可されていないものがある。だから、とにかく黙っておけ。何も言うな。誰にも話しかけるな。なるべく早くここから離れるけど、それまではショーを楽しんでおけ。」
ブラッドから聞いた話によると、ツアーガイドのように歩き回っていた上級空軍将校がいて、展示されている様々な飛行機を案内していました。その中には、ロッキードの人達がパルサーと呼ぶ第一世代のオーロラ機もありました。
機体には4基のエンジンが埋め込まれていました。機体全体はスペースシャトルのように断熱タイルで覆われていました。
飛行機の後部にあるのは、数十の燃料噴射器をもつリニア・エアロスパイク・エンジンのようで、自発的な燃料噴射で超音速衝撃波を作り出すみたいです。
先細りした後部機体と超音速衝撃波の間で起きたガス爆発は、湿ったカボチャの種を押しつぶして種を飛ばすように、機体後部を締め付けています。
面白いのは、このパルサーはただ高速や高高度偵察だけでなく、何か特別な戦略的な用途を持っているようです。
なんと兵器を積んでいたのです。胴体の下に、エンジンと間に垂直発射チューブが121個あり、それぞれの外側に大きくて円形の断熱タイルがかぶせてあり、爆薬の勢いで吹き飛ばされるようになっています。
この設計に感心したのは、それはとても効率的でありながら、極力単純化されていることです。
従来型の爆発性弾頭も搭載できますが、これはICBM(大陸間弾道ミサイル)で見かけるようなMIRV(多弾頭ミサイル)なので、大気圏への再突入のために、MIRVの入ったチューブの上に断熱タイルがあり、大きなコイル状のバネが後ろに押し込まれています。
外側のタイルが吹き飛ばされると、弾頭はチューブから押し出されます。すると、別のタイルがすぐ降りてきて出来た穴を塞ぎ、飛行機の空気力学効率をすぐ元に戻します。
そのため、高速飛行時に爆弾倉の扉が開いたりすることはありません。
最近の開示から分かったことはもう一つあります。この飛行機が兵器システムとして稼働している状態では、後部には第三の推進システムがついていて、三角形の開口部が開くようになっているのです。
ハマグリの貝殻みたいな感じでパカッと開き、ロケットエンジンが突き出ると、この飛行機は大気圏外の発射位置まで上昇して、そこでほぼいつまでも滞空できるのです。
これはおそらく遠隔操縦できる飛行機として、全機種の中で一番大きいものでした。もちろん、パイロットが乗り込むこともできます。でも基本的にはそれは無人機です。
宇宙空間まで上昇して、そこから MIRV タイプのミサイルを発射できるのです。
David: うむ、これだけ技術的な詳細を話してくれると、外部の人間にしてみれば感心せざるを得ませんね。
もう何年も前からオーロラについては聞いていますが、ここまで詳しい内容を見たのは初めてでした。
これを見て、どう思いますか?
Corey : ええ、詳細の量はすごいですね。私もそれを言おうとしました。
通常、こういう話をするのは、実物を一目だけ見た人が殆どです。空軍の人間に案内されて歩き回ってタイヤを蹴ったりすることは普通できませんよ。
この飛行機の仕組みについて、彼はなかなかいいところを突いています。
David: オーロラが飛んでいるときは、ジャックハンマー(手持ちの削岩機)のような大きい噪音を出すと聞いていますが。
Corey : 飛行跡に、いわゆる「ドーナツ型の飛行機雲」を残しますね。
David: ええ、でもそこまで詳しい技術情報に触る機会なんて、私はいままで全くありませんでした。
80年代とはいえ、このオーロラは明らかにもっともクラシックな設計の一つですが、何のために使われていたのでしょうか。
Corey : あの時代の高高度飛行機はもっぱら武器を積んで偵察か輸送に使われていました。
多くの場合、技術の載せ替えや追加が行われます。
David: オーロラが通常戦争に使われているかもしれないということですか?どこからともなく現れた爆弾にやられた人がいるように。
Corey : 通常戦争に使われた可能性はあります。でも、どちらかというと、たとえばソ連との紛争が起きた場合など、特定のシチュエーションのために用意されているのではないかと思います。
David: それでは、ここからはドイツ軍のベル型UFOにそっくりな宇宙船について、彼がイラストに描いた実物の青写真を見せてくれます。
ARV(複製された地球外宇宙船)
Mark McCandlish: 参加者全員のために開かれた別の展示がありました。
幕を開けてみると、空飛ぶ円盤が三隻現れました。のちにARVまたはフラックスライナー (Fluxliner) とも呼ばれるものでした。
その時はじめて、自分の知らないところで、途方もないような先進的なシステムが開発されていることに気付きました。
これらの宇宙船は展示されているだけでなく、床から浮いていたのです。下には着陸装置がなく、天井からケーブルで吊されているわけでもありませんでした。
もっとも小さいのは直径約7メートルで、次に大きいのが約18メートルで、最大なのは直径約36メートルでした。
これは 1988年11月12日に起きたことですが、ブラッドの話で面白いのは、これらの宇宙船はすでに非常に長い間そこに置かれたということらしいです。
彼が言うには、機体の外周にはいくつかのパネルがあります。底は平らですが、35度の傾斜がついていて、乗員室らしきものの回りについている突起みたいでした。宇宙船の上部にはドームがあります。
ドームの上部には透明なブリスターがあり、小さなジンバルの上に置いてあるCCDカメラみたいに、方向を変えながら照準を合わせられるようになっています。
訳注 : ブリスターは観測用または戦闘機の攻撃用に機体から丸く突き出た風防構造です。
ここでは、人工視覚システムのようなものが使われていて、二つのカメラがペアを組んで回りながら、左目や右目用の視界をそれぞれ作り出しています。特殊なヘルメットを被るパイロットはそれで完全な三次元の視界を得ることが出来ます。
あとで明らかになったのですが、宇宙船の電力を作り出したのは、時空の真空から引き出されるスカーラー・エネルギーまたはゼロ点エネルギーといわれる特殊な技術でした。
でもこの電力システムが起動された状態では、機体の回りに膨大量の電離状態を作り出し、空気の分子から致命的なX線光子が放出されるのです。
そのため、この宇宙船には窓を持つことが出来ません。操縦するために何らかの人工視界システムが必要なのです。
宇宙船の描写に戻りますが、彼が言うには、船体は樹脂由来のペンキで覆われていて、樹脂の中に金属の斑点が埋め込まれていて、船体の側面にべっとり塗られているようです。
船体外周のパネルを固定するDzus留め具の回りには、切りくずやひび割れがありました。油の手形とか。
かなり前からそこにあったもののようでした。
David: 彼は具体的なことをいろいろ話していますが、宇宙船の電力が起動されている時に回りに電離化が起きているとのことです。その放出した電気があまりにも多く、致命的なX線光子まで放出して、そのため窓は設けられませんでした。
以前、あなたが描かせたマリア・オルシックが作っていた宇宙船には、確か舷窓があったような気がします。
このようなX線を遮る技術革新によって、窓ができるようになったのでしょうか?
Corey : ナチスが開発していた頃から、窓を持つ宇宙船は沢山ありましたよ。
カメラもなかったと思います。あったかも知れませんが、よく覚えていません。彼の絵に描かれたブリスターという透明な半球なら、一部の宇宙船で見たことがあります。
でも視覚補助のためにカメラを使っていたなんて、そんな記憶はありませんね。
David: 確認しておきたいのですが、あなたの知っている範囲で、彼の描写はドイツのベル型宇宙船とどのくらい似ていますか?
Corey : 私の知っている限りでは、これらはドイツ・ナチスからのお下がりで、ARVと呼ばれましたが、乗客を送り返すために使われていました。
David: どこから来た乗客でしたか?
Corey : ドイツの人たちです。1952年の技術と生産設備の交換で、私たちの軍産複合体とドイツの離脱グループの提携が親密になった後でした。
David: システムは起動されていないのに、機体が自然に浮いているのは何故ですか?特定の浮上状態に維持されているのですか?
Corey : 使われている反重力推進装置で、特定の位置で静止するように、ニュートラル状態にできるのです。
David: まだまだ続きの映像があります。彼の見事な観察力で描かれたイラストもまだまだあります。マーク・マキャンディッシュの話をどうぞ。
ARVの内部
Mark McCandlish: コンセプチュアルアート(概念芸術)でそれなりの経験を積んできた絵描きとして、これらの部品の相関関係を解明するために、一番小さい円盤をこのイラストに描きましたが、いくつかのパネルは省きました。
彼らは巻き取り式の階段を持っていて、それを宇宙船の下に立てました。階段を上っていくと、宇宙船の傾斜面まで上がれます。ちょっとした高台の上に立てば、コクピットの扉を見通せますよ。
扉はちょっと奇妙です。ネモ船長の潜水艦に出てくるような扉で、スチール枠にハンドルがついていて、小さなピンを特定の位置に合わせて開くタイプです。
扉の中を覗くことが出来るらしいです。中の射出座席が見えました。
訳注 : ネモ船長はSF「海底二万里」に登場する人物です。
乗員室は様々のものから構成された球体の中にあり、その中央から下まで円柱が通っています。彼らはそれを引き抜き成形船と呼んでいます。
引き抜き成形というのは、ガラス、カーボンまたケブラーの繊維に樹脂を染みこませて、特定の骨組みや形状または乗り物に巻き付けて成形する工程のことです。
いまの酸素ボンベはこのような工法で作られていますが、この球体全体が一つの巨大な引き抜き成形球でした。樹脂を染みこませた繊維を、このような球状に巻き付けた理由は、強く引っ張られた状態で、樹脂が固まる前に触媒で骨組み全体に圧縮応力を与えれば、鋼よりもずっと強くて固い構造に出来るからです。
だから、このような宇宙船は海に潜ることも出来るのです。それはそれで別の話になりますが。
でもコクピットの中身を見て分かりました。実にスパルタ式です。どういう意味かというと、操作パネルも計測機器もなく、すべてはパイロットの被っているヘッドセットの中に組み込まれているのです。
パイロットが座る射出座席の右側には、映画「フランケンシュタイン」に出てくるような、電気量を制御するための大きな電位差計があります。
左側には不思議な制御装置があります。スタンドです。逆J字型の金属棒が、下に等角半球のついた球を支えています。
この装置の中からレーザーが周囲に照射されて、宇宙船の各部に信号を送って、進路や高度などを制御するみたいです。
面白いのは、この宇宙船が低電力作動状態で、自力で浮いている時の感じは、海に浮かんでいて海流によって傾いたりするのに似ています。この球体の下半分もそれと同じ方向に傾くのです。
そして、重力による影響などで傾いてしまうと、どんな方向に傾いても、傾きを自動的に修正できるのです。
この宇宙船は光速よりも早い速度で移動できます。説明している将校によると、「光速かそれ以上」の速さを出せるそうです。
そんなことが本当に出来るのか?ナンセンスだと思う人も多いでしょう。
光速は決して超えられないというアインシュタインの本来の方程式をよく理解しないといけません。
彼がその方程式や理論で言っているのは、時空の中で物体が加速していくとその質量が増加していくということです。
でもね、誰も知らない重要なことがあります。乗り物の質量が増えるのは、乗り物の原子構造がその環境のゼロ点エネルギーと相互作用を起こして原子を励起させたからです。
高校の物理を学んでいたときに私は大きな疑問を持っていました。もし物質が創造されることも破壊されることも出来ず、電子の動き回る速さが決して衰えないのなら、熱力学の第二法則と矛盾するのでは?と思いました。なぜなら、熱力学の第二法則はエントロピーの法則で、それに従えば電子の周回運動はいずれ減速していくはずなのですが、実際はそうなりません。
訳注 : エントロピーの法則では、時間と共に物事はいずれ秩序ある状態から無秩序の状態になっていくため、永久に動き続ける機関はあり得ません。従って、原子の周囲を無限に回り続ける電子はそれに反する事実になります。
なぜ電子の運動は減速しないのか?電子は絶えずゼロ点エネルギーを吸収し続けているからです。だから、原子の中で電子が回り続けられるのです。原子が決して崩壊しないのはそのためです。
原子によって構成された物質が時空の中で加速していくと、このゼロ点エネルギーをどんどん取り入れます。そのすべての構成部品も、ジャイロスコープのようにどんどん高速に回り続けるようになります。
訳注 :ジャイロスコープは動いているときに自動的にバランスを保つために姿勢を制御する装置です。
ジャイロスコープといえば、コマもそうですが、どんどん高速に回り出すと、それ自体を動かすことが難しくなります。それと同じ仕組みです。高速回転している間に、それがある意味で自分自身の重力を作り出しているからです。
物質が加速していくと質量が増えて、光速超えに必要なエネルギーが十分に確保できなくなります。アインシュタインが言おうとしていたのはまさにこのことです。なぜなら、光速に近づけば近づくほど、質量は無限大に増えていくからです。
そこでエンジニアたちがある仕掛けを見つけました。この物体の質量を増やすエネルギーを逆に推進力のエネルギー源として動力に転換すれば、速度が上がれば上がるほど宇宙船を推進するエネルギーを多く得られ、ますます速度を上げることが出来るようになります。燃料の積載すらいらなくなるのです。もちろん、乗り物の重さも気にならなくなります。
スピードを上げれば上げるほど、ますます加速できるようになります。質量はスタート時とは全く変わらないため、光速の壁を超えられるのです。しかも、この膨大なエネルギーをほぼ無限に引き出すことが出来て、推進力として利用できるのです。
船内の電気機器はすべて石英に埋め込まれたのは、おそらくそのためだと思います。というのは、億ボルト単位の電気を扱っているから、石英を絶縁体として使う必要があるのです。
大気中でX線光子が放出されるほどの深刻な電離化が起きるため、飛行中に人工視覚システムが必要なのもそのためです。
David: 言葉がありません。わお~!あなたから教えてもらったことが、ここで大きく正当化されたようです。これを聞いてどう思いますか?
確かあなたが使った表現だと思いますが、一部のUFOに使われた推進システムの仕組みが、指の間からカボチャの種を押し出す感じに似ているというのも、そういうことなんでしょ?
Corey : 言ったのは彼ですが、私は以前もそう話しました。
David: ええ、彼よりも前にあなたがそう言っていたと思います。
Corey : 私はスイカの種を使ったかも・・・ハハハ。
David: スイカの種ね、そうだったかな。
Corey : 私は南部の出身ですから。
David: マーク・マキャンディッシュがここでしている話は、おそらく彼が聞いた情報に基づいた部分的な推測だと思います。あなたがスマート・ガラスパッドから得た推進力システムに関する情報と比べるとどんな感じですか?
Corey : とても似ています。研究船内のトーションフィールド・ドライブで、両端にトーション差ができる領域を作り出す仕組みについて、私もほぼ同じような説明をしたと思います。湿った石けんの両端を押し込む感じに似ています。石けんは滑って前方へ飛び出すでしょう。方向は違いますが、彼の説明はほぼ同じです。
David: 誘導放出によるレーザー技術、光増幅技術はたぶん第二次世界大戦後の発明だと思います。インサイダーの世界では、それはロズウェルのUFO残骸とよく結びつけられていて、その時のリバース・エンジニアリングによってできた技術の一つだと言われています。
でもここに描かれたドイツ軍の円盤のそっくり版はおそらく1930年代後期のものです。
さらに、彼は宇宙船の航行システム全体に不可欠なものとして、手を半球屋根にかざすだけで利用できるレーザー技術も語っています。
レーザー技術が正式公開される前から、ドラコがナチスにレーザーの製造技術を与えたのでしょうか。
Corey : ドイツ軍もロズウェルのUFOと同じものを持っていますよ。それもロズウェルよりもかなり前の1930年代に。確か・・・シュワルツワルトでしたっけ・・
David: ああ、確かに。
Corey : その頃、彼らは私たちよりもずっと有能なエンジニア人材を抱えていました。私たちより少なくとも10年以上はその技術を手にしました。だから、入手したものをリバース・エンジニアリングできたはずです。
David: マキャンディッシュの略図を初めて見たとき、不可解に思えた部分がありました。なぜその中にあんな陳腐な部分があったのか。なんで旧式潜水艦に使われるような機械式の扉なのか。
でも、これがドイツ軍の技術から来たものだと聞かされると、納得しました。ドイツ軍の潜水艦建造が背景にあるから、仕組みが似たのでしょうか。
Corey : まさにその通りです。私も丁度それを言おうとしました。あのネモ船長の扉はおそらくドイツ軍の潜水艦から来たものでしょう。
David: マキャンディッシュは宇宙船が光速まで加速できる仕組みについて、技術的な方法を説明しました。この光速への到達を邪魔していた重力増加は、実のところ、それこそ光速到達に必要不可欠な味方だというのです。この質量増加現象についての彼の再解釈はどう思いますか?
Corey : それはまさに私がスマート・ガラスパッドで読んだのと全く同じ内容です。この宇宙に遍在する大いなる力が主流物理学の電磁気宇宙モデルから締め出されたのも、それこそが宇宙船建造に使われた科学の基礎だからです。
David: なるほど。最後の映像を見てみましょう。この映像の中に、今回のリバース・エンジニアリングやらの興味深いテーマの仕上げがあります。
時空間を横切る
Mark McCandlish: 船底にあるこの巨大なコンデンサ配列を最初に見た時、これは完全にビーフェルド・ブラウン効果に依存したものだというのは私の仮定でした。
ビーフェルド・ブラウン効果について説明しましょう。
1930年代または1940年代に、オハイオかどっかの大学にトーマス・タウンゼンド・ブラウンという大学生がいました。彼の教授の名はアルフレッド・ビーフェルドです。
彼は平行板コンデンサーの実験を行うとしました。コンデンサの間に何かの絶縁体を入れて充電しました。すると、ある現象を発見しました。通常は直流を使いますが、正しい周波数の電流と電圧を与えれば、空中に浮いたのです。
これについては多くの論争があります。YouTube では、実験室にあるようなガラス鐘タイプの装置で、空気をすべて吸い出して適度な真空を作って浮上現象を再現しようとする人がいますが、大抵はショートしてうまくいきません。当然宇宙空間でもうまく機能しません。
でもARVの設計をよく見ると、蓄電板はすべて外気に触れていないのです。極度な絶縁状態に保たれています。そこが違うのです。
これらの部品がショートすることがないため、宇宙空間でも機能するのです。
事実として、これらの蓄電板の回りにある石英をよく見ると、すべて光学的に完全な透明です。透明な光学ガラスのように、光の遮蔽も小さな汚れも空気の泡も、何もありません。
大きなピザを薄いV字型楔(くさび)に切るように、これらの平行板コンデンサーは放射状に48区分に分けられました。それを最初に見た時、合理的だなと思いました。
これらの楔の一つ一つの上に、別の平行板コンデンサーが八層にも重ねられました。ビーフェルド・ブラウン効果といえば、陽極、陰極、陽極、陰極と交互に重ねられ、一番上に陽極、一番下に陰極があります。
これはまさに推進システムの基本だと思いました。でも、「ビーフェルド・ブラウン効果はそんなに強くないよ。そこまでの力はないよ」と言われました。
でもそういう人達は、石英のような絶縁体に埋め込まれたシステムを知りません。
また、証言者の彼はもう一つ重要なことを言っています。使われたのはただの純粋な石英ではなかったのです。それらの石英はウランなどの重元素に浸かったものです。彼らは長年の実験から、重元素の中に浸かった石英を使うことで、宇宙船のスタート時の質量が十分あれば、システム稼働時の推力効率が改善されることを見つけました。
やがて、私はあることに気付きました。宇宙船の中央の柱で作り出されたこのゼロ点エネルギーは、コンデンサー配列全体に格納されて動力源として使われています。これだけ莫大なエネルギーが生成されていれば、時空間のワープも作り出されているのでは。
おそらく1994年3月だったと思いますが、ミゲル・アルクビエレという科学者は宇宙空間用のワープエンジンについて論文を発表しました。計量工学による宇宙用エンジンでした。
訳注 : 計量工学 = Metric Engineering というのはネット上にも見つからない言葉です。企業名としてはありますが、この言葉自体の説明はありません。なので、いまの主流科学技術ではまだ知られていないエンジニアリング技術分野だということにしておきます。下のほうに少し説明がありますが、宇宙船の周りにその宇宙船専有の時空を作り出す技術ということらしい。
彼の説によると、電磁場や静電界を制御することで、宇宙船の前方にブラックホールやシンギュラリティのような時空の圧縮を作り出せるとのことでした。
宇宙船の後方には逆に時空の膨張が作り出されます。
ハロルド・パットホフはこれをある種の分極プロセスといって説明しています。彼もこのことについて広範囲の発表をしています。
この分極プロセスを使うことで、サーフィンのように前方に波のボトム、後方に波のトップを置くことで、波面を滑り落ちるように時空をワープできるようになります。
それが前方への進路を作り出してくれます。
この概念全体のすごいところはその原理です。このような局部時空を動的に生成する技術を計量工学とも呼びます。この宇宙船周囲の時空バブルは宇宙船内部のシステムによって作り出され、支配されます。でも、宇宙船が時空の中を移動すると、宇宙船も、中の乗員も、この時空バブルも、一体となって時空の一部となって均一に動くのです。
この局部時空は移動時に回りの時空に影響を与えながら、それからも影響を受けます。つまり、後方には膨張した時空、前方には圧縮した時空ができるのです。 でも局部時空全体は一様に動いているので、中の宇宙船も人間も全く重力を受けません。
訳注 : 前方に圧縮した時空、後方に膨張した時空は、飛行機が前方の空気を押しのけて圧縮し、後方に空間が出来て空気が膨張する感じを思い浮かべば分かりやすいかと思います。
従って、空中で物体が時速9000マイルで動きながら、そのままのすさまじい速度で直角に曲がるとしても、実際に見ていない人達は決して信じないでしょう。「そんなことが起きたら、中にいるパイロットは強い衝撃を受けてハンバーガーのように潰されるよ」と彼らはいうでしょう。
でも、もし質量が存在しなければ、慣性力も存在しないのです。計量工学で作られた時空の中では、宇宙船のすべては時空と一体化して均一の加速をしており、重力を一切受けないため、その中に慣性力はないのです。
たとえば、金魚の入っている丸い金魚鉢を超高速で回すと、水も金魚も一体となって回るため、金魚は何も感じません。金魚はその回転による重力を感じないのです。
金魚は水がバシャバシャとハネる感じを時に気付くかもしれません。でも、もし金魚鉢を完全に水で満たして、水が動く空間を完全に無くせば、全体は一つとして回るでしょう。
それが均一的な加速度です。
David: なかなか面白い内容ですね。まず、透明な石英に覆われた蓄電部品についてはご存じですか?見たことはありますか?
Corey : あります。多くの場合、人工石英が使われ、それに様々な物質を注いで染みこませます。強力な絶縁体はそうやって作られるのです。
David: 彼はかなり難しい1990年代の物理学に入り込んでいますね。私もよく知っています。のちにハロルド・パットホフによって研究を進められたミゲル・アルクビエレの推進理論です。
パットホフもアルクビエレも、回りの時空は宇宙船と同時に移動するという考え方を主張しています。
今の話は大方この部分ですが、あなたの知っている推進方式も同じですか?
Corey : その通りですよ。宇宙船が作り出した局部的な時空バブルは、バブル外部の慣性力やあらゆる力を隔離しているのです。
だから、マッハ12の速度で直角の方向転換をしても、バブルの内部は一切その影響を受けません。
David: パットホフも間違いなくインサイダーの一人で、何かを公表しようとしているようですね。気になるのは、アルクビエレの発想は彼が自ら生み出したものでしょうか?彼のような科学者でも、すでに事実だと分かっていても、あえて理論化して主張しようとするものでしょうか。
Corey : 宇宙プログラムの中にいない人でも、このような独自の概念を主張する人は多いですよ。
David: そうなんですか。
Corey : 独創性を持つ優秀な人材はまだそこらへんにいます。支配層は人々を既存の物理学モデルに閉じ込めようとしていますが、それでも、そこから抜け出して、主流物理学が本来扱ってはならない独自理論を打ち出す人がいるのです。
David: さて、マーク・マキャンディッシュが実に面白い情報を伝えてくれました。まさか、1930年代後期にドイツ軍がスタートした秘密宇宙プログラムの技術情報がこれだけ聞けるとは。
ご覧頂いているのは「コズミック・ディスクロージャー」でした。司会のデービッドウィルコックと、コーリー・グッド、そして特別ゲストのマーク・マキャンディッシュでした。ご視聴ありがとうございました。
訳注 : 専門的な内容が多く、しかも会話調で文章がまとまっていないため、理解や翻訳に非常に苦労しました。前半は一般向けですが、後半の光速技術についての説明は興味のある方にはたまらない内容だと思います。仕組みが理解できれば、そこらへんの物理学者に自慢できるかもしれませんね(^^)。
超光速にはなんと、ゼロ点エネルギー(=スカラーエネルギー)が絡んでいるのですね。びっくりです。つい先週のNHKのコズミック・フロンティアでは、ダーク・エネルギーの再放送がありました。ダークエネルギーはつまりゼロ点エネルギーのことですが、番組の中に登場した科学者の説明によると、ダークは闇という意味ではなく、科学者の無知を揶揄した表現だそうです。ゼロ点エネルギーの存在の公認はまさにソフト開示の一部ですが、それを前提に考えると世界は変わりますね。
翻訳: Shigeru Mabuchi / PFC-JAPAN Official Group