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2016年9月12日月曜日

コーリー・グッド最新情報 2016年8月号パートⅠ

原文: Corey Goode Intel Update Part 1 August 2016
 
前半はコーリーのいままでの経緯を簡単にまとめた内容です。
前回の続きからご覧になりたい方はこちらへどうぞ。

我々の惑星は、人々の想像を遥かに超えた変化をいま遂げようとしています。ETは紛れもなく実在します。それだけでなく、人々の想像以上に、悪意のETも善意のETも私たちの人生と深く関わっているのです。数千年も前から受け継がれてきた古典のスピリチュアル的な教えがあります。それをないがしろにする人が多いけれども、結果的に見れば、それこそが何よりも重要なものであり、私たちが学習し、実践すべきものだったのです。
 
殆どの人には知られていませんが、秘密宇宙プログラムというものがあります。私はその中で20年間も業務に携わってきました。私以外にも、多くの内部関係者が次々と現れています。私とは全く無関係の航空宇宙技術者であるウィリアム・トンプキンスは、私の証言の多くを裏付けています。トンプキンスはガイアTVで週一回放送されるコズミック・ディスクロージャーにも登場しています。その番組のおかげで、私は自分のメッセージを、CNNの視聴者数以上の視聴者層に伝えることが出来ました。
 
私が見聞きしたことを裏付ける実世界の情報も増え続けています。コズミック・ディスクロージャーで私をインタビューするデービッド・ウィルコックは6月19日に、確認可能な証拠とともに、分かりやすい要約を発表してくれました。その記事の末尾の最新情報部分に、彼が別のコズミック・ディスクロージャー収録のために、コロラドに飛び立つ直前に明らかになったことが書かれています。この話を追いかけている方なら、是非とも目を通すべきです。
 
Full Disclosure and Ascension: The War Has Gone Hot! (Part II)
(完全開示とアセンション: 戦火は広がっている~パートⅡ)

 
証明可能な事実として、とても奇妙な流星の目撃例が複数報告されています。これは広く知られていることです。6月2日にアリゾナ州のフェニックス上空に現れた荒れ狂う筋状のパターンについて、NASAは小惑星の仕業と主張しました。このような出来事は内部関係者の間では大きな懸念事項になっています。彼らは超先進的な宇宙船が人口の密集する都市部に墜落しないかと心配しているのです。
 
私が受け取った情報によると、善意のETと、悪意のETと他の地球組織の間に戦争が行われているそうです。このような撃ち落としの頻度がさらに上がりそうです。それはやがて目に見える現象になっていくかもしれません。この情報はデービッドの記事に書かれた出来事によって、すぐに立証されました。
 
この物語の重要な登場人物はカバールという悪の組織で、新世界秩序とも呼ばれています。殆どの人は知りませんが、カバールに太刀打ちできる同盟組織は地上にも、秘密宇宙プログラムの中にもいます。カバールがこの惑星で続けてきた金融と政治的な支配は組織的に転覆されようとしているのです。
 
地上の地球同盟の中にかなり大きな割合を占めているのは、正義のために戦っているアメリカの国防と情報局の共同体です。隠された真実を暴露するために、彼らは広範囲なコンピューターハッキングをしました。民衆への完全開示を行うため、近いうちにこれらの大量の情報が公開されるそうです。その中には、カバールの数々の悪事と、秘密宇宙プログラムの真実は含まれています。
 
元をたどっていけば、カバールという人間の組織は悪意を持ったETによって作られたものです。そのETはレプティリアン(爬虫類人)であり、ドラコと呼ばれています。カバール組織内の人間はレプティリアンの変身ではありません。なぜならこのような能力を持つ生物はいないからです。しかし、特定のカバール構成員はドラコとテレパシーでつながっているため、直感力の強い人なら、彼らの顔からレプティリアンの面影を感じ取れるでしょう。デイビッド・アイクの初期の著書『大いなる秘密』で取り上げられた多くの例はこうして説明できます。
 
ドラコは他者を征服するために生きる種族です。トンプキンスの新しい証言によって明らかになりましたが、彼らはナチスと連絡を取りました。彼らの目的は地球の支配だけでなく、地球人を利用して軍隊を作り、ほかの惑星も征服することです。ナチスは彼らが求めていた精神力と産業技術を持っていました。そして、ドラコの技術支援を受けて、ナチスは1930年代後半に、宇宙のあちこちで植民地を作りました。
 
同時にアメリカも人材を獲得して自国の宇宙プログラムを進めていましたが、成果は到底ドイツに及びませんでした。結局アメリカは虐げられ、脅され、ドイツの秘密宇宙プログラムに呑み込まれました。アメリカは秘密宇宙プログラムを乗っ取って、ドイツを踏みつぶすつもりでしたが、残念ながら、全く逆の結果になりました。少なくともその状態が何年間も続きました。
 
SSP(秘密宇宙プログラム)の技術水準に比べれば、地上の技術水準はカスみたいなものです。SSPはレプリケーター装置、テレポート技術、タイムトラベル、反重力、フリーエネルギ、あらゆる病気と不調を治す治療技術など、様々な先進技術を持っており、さらに加齢までをも過去のものにしました。これらの技術は私たちの社会を一夜にしてスタートレックに描かれた時代に変えられるのです。これらの技術や設備はすでに私たちの上空の宇宙空間に存在しているのに、私たちはそれを利用するどころか、知ることも見ることも出来ないのです。これらすべてを、カバールとその背後にいる大君主のドラコが押さえ込んでいるからです。
 
それでも、SSPの中から、それに逆らう抵抗勢力が日増しに台頭してきています。私たちはその組織をSSP同盟と呼んでいます。私がSSPに在籍していたのは1987年までですが、最近になって、私は新たに現れたある強力なETグループに接触されました。彼らの直接要請に応えて、私はこうしてSSPと関わる世界に戻ってきました。
 
この新たに現れたETグループは当初「スフィア・ビーイング」(球状の存在)と呼ばれていました。彼らは巨大な球体からなる壮大な隊列として太陽系に到着したことから、その名前がつけられました。球体のうち、大きなものにもなると、直径は海王星と同じぐらいになります。最初の球体が現れたのは1980年代でしたが、1990年代になるまではそれほど多くは姿を見せませんでした。さらにマヤ暦の終わりと言われる 2012 年になると、大量の球体の流入が起きました。球体はSSPやSSP同盟とのいかなるやり取りも拒否しました。そのため、それが大きな懸念となったと同時に、大きなミステリーにもなりました。
 
私は2014年10月からデービッド・ウィルコックと一緒に仕事を始めて親しい関係になりました。デービッドとのメールやり取りはそれより5年前から始まっていました。デービッドは当初、私の体験と主張に懐疑的でしたが、ほかの内部関係者から聞いた大量の特定情報を、私の証言が裏付けたことに気付きました。一方で、彼がSSPに関して、いかに多くの情報を知っていながら公表しなかったことも、私を驚かせました。真実と嘘を見分けるために、彼はそれらの情報をあえて引っ込めていたのです。
 
私が言ったことを、デービッドはその場で慎重に書き残しました。2015年2月の終わり頃になると、それが150ページにも及ぶみっちりとした文書になりました。私たちはいま、この経過を本として出版しようとしており、進行状況は随時お知らせするつもりです。
 
また、デービッドはガイアTVの重要人物に信頼されているため、彼にこの文書の内容を伝えました。その同じ2月に、デービッドは自身の Conscious Life Expo (「自覚する人生」博覧会)での講演で、私から得た情報の一部を、ほかの情報源から得たものとともにはじめて暴露しました。これが内部関係者の世界でかなりの物議を醸しました。デービッドが公開した情報の大半は私とは関係ないにも関わらず、結果的に私が脅迫を受けるハメになりました。
 
2016年8月2日に、デービッドが「アセンションのミステリー」の制作動画を発表しましたが、その動画の一場面に、私が観衆の中にいるのが映っています。ネット上では様々な憶測がありますが、それに反して、この撮影当時に、私はデービッド以外に、まだ誰にも知られていなかったのです。
「アセンションのミステリー」の制作動画の一場面
この情報を公開したしばらく後に、「スフィア・ビーイング」はようやくSSP同盟と会話を始めました。彼らは(交信の媒介役として)私を指名しました。そして、2015年3月に、私の連絡係を務めるゴンザレス中佐を通じて、スフィア・ビーイングがコンタクトしたSSP同盟の重要人物に、私ははじめて紹介されました。
 
この会合を進めた存在から、過去にもコンタクトを受けました。彼らは人間に似ていますが、鳥のような外観も併せ持っています。青と紫の羽根が体についているため、彼らはブルーエイビアンズ(青い鳥族)と呼ばれました。私と最も密接にやり取りをした二人はそれぞれ自分を Ra-Tear-Eir (ロー・ティール・エール)とRa-Rain-Eir(ロー・レイン・エール)と呼びました。最初の Ra の発音は限りなくローに近いです。
 
ブルーエイビアンズはSSP同盟と直接交信することを拒否しました。その結果、この最初の会合では、私は彼らのメッセンジャーになりました。彼らはもう一人のゴールデン・トライアングル・ヘッドと呼ばれる存在とともに私の後ろに立ち、私の意識に直接語りかけることで、SSP同盟の質問に答えました。私はその答えをできる限り慎重に伝えました。
 
この驚きの体験はこれから始まる多くの会合の一つにすぎませんでした。私はSSP同盟と彼らの対話の器となって、彼らの惑星修復の取り組みを人類に広く知らせるようになりました。デービッドは大いに手伝ってくれました。しかも、それらの出来事だけのために、ガイアTVがテレビ・シリーズを作ってくれることになりました。こうして、コズミック・ディスクロージャーというテレビ番組の放送が始まったのです。
 
2015年9月、コズミック・ディスクロージャーが週一放送になってしばらく後に、私はもう一つの同盟に紹介されました。今度は地球内部で暮らしている知的文明のグループです。決して地球が中空だと言っているのではありません。地表の下には蜂の巣のような嚢(ふくろ)があります。十分に高度な技術があれば、それらを居住可能な領域に改造できるのです。これらの領域には、すでに私たちよりも著しく発展した文明が住み着いています。
 
SSPにいた時に、内部地球文明について聞いたことがありますが、実際に見た現実にはかなり驚かされました。その中に、アンシャールというグループがあり、人類の霊的進化に直接関与していました。彼らは地上の北欧人に似ていますが、髪の毛の色は白で、目は少し大きめです。私はカーリーという高位の巫女に紹介され、精神融合と呼ばれる体験をしました。
 
その精神融合の体験が私に恒久的な影響を与えました。実際、それから私の食習慣がずっと健康的になり、外見の変化がはっきり分かる程までに体重を落としました。
 
アンシャールからもらったメッセージ全体はブルーエイビアンズから伝わったものとはよく似ています。具体的にいうと、私たちの惑星と太陽系は、劇的なエネルギ変化を遂げようとしており、それが全人類にとって壮大な霊的転換に等しいのです。私たちが愛情、助け合う心、思いやり、優しさを持てば持つほど、この変化から受ける恩恵は大きくなります。突き詰めていけば、それはある種の霊的卒業式みたいなものです。スピリチュアルな文献に記されたように、偉大な導師が持っていた能力を、私たちは手に入れられるようになるのです。
 
私たちの望み次第で、悪の勢力が誘惑や負の思念を私たちに与えることは許されています。これは自由意志の宇宙法則の一部であり、宇宙に遍く存在する法則です。結局、これらの悪の存在は私たちの恐怖、怒り、悲しみを糧にしているのです。これは一般にルーシュ(loosh)と呼ばれるもので、つまり彼らの食事となるエネルギ源です。
 
カバールが行った多くのどうも不可解で自己破壊的な行動はこれで納得できます。ドラコは恐怖を摂取するために地球のような惑星を利用しているのです。人口規模のより小さい惑星であれば、支配もしやすく、いまの地球よりも大量の「ルーシュ」を結果的に生産できます。だからこそ、彼らは新世界秩序を作り、億単位の人間を殺して地球の人口を減らそうとしているのです。
 
この宇宙での戦いについて、「一なるものの法則」という書物はかなり詳細に説明しています。この「一なるものの法則」は、ある物理学博士と、「ラー」と自称する知的ETの間に行われた106の質疑応答からなるシリーズ本です。SSPにいた頃から、このシリーズのことを知らされましたが、その時のプロパガンダによって、読んではいけないものだと吹き込まれました。私が知っている情報をすべてデービッド・ウィルコックに伝えたとき、彼はすでにこの本の内容を20年間近くも研究し、教えていました。
 
私との接触の後、ブルーエイビアンズはすぐ私に「一なるものの法則」を読むように指示しました。SSP同盟が彼らと話す機会を得たとき、SSP同盟の最初の質問はなんと「あなたは一なるものの法則の中のラーという者ですか」なのです。それに対して、彼らは「私はラーである」としか答えませんでした。これは、一なるものの法則のすべての対話において、ラーが回答するときに必ず前置きにした言葉なのです。
 
このETたちが果たして「一なるものの法則」の中のラーなのか、デービッド・ウィルコックが電話で私に確認したとき、彼の頭の中に3つの言葉がはっきり聞こえたそうです。「外に出て見ろ」って。彼が玄関を出ると、目の前に巨大な虹が映っていました。間接的ですが、これは彼にとって、私たちが相対しているのは間違いなくラーであるという動かぬ確証となりました。あるレストランでの収録が終わった時も、二人が店外に出た瞬間に虹を見ました。
 
自由意志の法則によって、負の勢力がどれだけ恐ろしい破壊行為を生み出しても、許されるようになっています。私と私の家族がそれによって甚大な犠牲を払わされました。ブルーエイビアンズがいうには、私が被った災いはすべて私自身が「許可」したものだそうです。ですから、彼らのメッセージに従い、彼らに協力し続ければ、それらの災いはほとんど避けられるものでした。
 
これは思ったよりもずっと難しいことでした。なぜなら、私たちは常に負の感情を出すように挑発されているからです。この任務を実行していると、私が受けた挑戦はさらに劇的にエスカレートしていきました。
 
デービッドは6月19日に公開した彼の記事の中で、その時点で入手可能な最新情報を書きました。その中には、SSP同盟の中で私の連絡係を主に務めていたゴンザレス中佐が、私に刃向かったという悲しい経緯が書いてありました。
 
事件の発端は、あるSSPの下部組織が私をさらったことに起因します。彼らの先進技術に晒されて、私の知っていた三人のSSP同盟の構成員が彼らに知られてしまいました。彼らはiPadのような装置で私に一連の写真を見せ、私の潜在意識の人物認識を装置で検知することで、私が会ったことのある人物をその写真のリストから見つけ出したのです。結果的に、地上でゴンザレスの隠していた身分がバレてしまい、彼は余儀なく逃亡をさせられました。
 
その後、私は繰り返し誘拐されては尋問されるという最悪の状況に陥りました。それはもはや拷問であり、SSP同盟内のある専門家によって行われました。彼曰く、「無能な人材を役に立たせるためだ」というのです。私は消耗させられて、SSP同盟の期待通りの働きは到底できない状態になりました。デービッドに対しても、彼らは同様に否定的な感情を抱きました。
 
このメッセージを広めようとすると、様々な犠牲を強いられます。そんな日々が任務を非常に困難なものにしました。しかも、前に一歩踏み出そうとすると、それを阻もうという意図が働いているかのように、様々な出来事が起きて、気持ちがくじかれてしまいます。心が乱れたり、イライラしたりして、物事が思い通りにいかなくなり、本来の能力が阻害されてしまいます。
 
私に割り当てられたその「ラングラー」というSSPの専門家は、私の置かれた困難な状況を全く気にかけませんでした。近い将来に私たちに完全開示をもたらすには、地上で様々な強烈な変化を起こす必要があるからでしょう。それは魔法でできるものではありません。そのために私たちは戦う必要があります。そして私たちが成功すれば、負の勢力は持っていたすべてのものを失うでしょう。
 
ラングラーはゴンザレスが背負っていた任務を私にやらせようとしました。それを受けていれば、私はより多くの収入を手に入れ、より多くの高度な機密情報に触れることが出来たでしょう。でも、そうなると私は自分の行動をすべて完全極秘にしなくてはいけません。結局私は引き受けませんでしたが、そのラングラーとの一切の接触をしなくて済むように便宜を図ってもらいました。また連れて行かれたら、きっといままでよりもひどい拷問を受けたでしょう。
 
コロラド州のボールダーでの収録が再開される直前に、デービッドの記事が上がりました。その記事は、私が受けた最新報告の内容を完全に網羅しています。コズミック・ディスクロージャーで放送された内容のその後の経過はこれらのエピソードに収録されました。ここから先は、その収録内容を書いたものです。
 
訳注: 以下はシーズン6エピソード1とはほぼ同じ内容です。
コロラド州のボールダーから帰宅してしばらく経つと、アンシャールの「エーテリック会議呼び出し」によってカーリーから連絡を受けました。彼女が最近参加したいくつかの会議の内容を私に伝えました。そのうちの一つで、彼女は数人のSSP同盟代表と会いました。
 
カーリーと私は最近、南極大陸の地下にある氷の洞窟を偵察しました。これらの報告によると、その偵察がそれらの軍事施設の保安責任者に大きな不安を与えたようです。
 

彼らの先進技術をもってしても、アンシャールの宇宙バスの存在を検出できなかったことに衝撃を受けたようです。
 

この偵察の報告は、それらの施設で働いている者に心理的な影響を与えただけでなく、その氷の下にある特定の地域を一般に公開しました。そこにある古代基地は、様々な分野や地位にいる人間にとって、極めて意味の深いものなのです。
 
後に分かったことですが、ある古代文明の遺跡が掘り出されたようです。彼らが埋蔵物や各種技術の分類作業をやっていたところ、過去の住民が残した興味深い遺構を見つけたようです。
 
同盟の中で、特定のグループへの報告として上がった情報を、行動に結びつけるのは遅すぎて無理があります。状況報告を受けた段階になったところで、すでに別の同盟内の組織が動き出して南極大陸の定位置について作戦を遂行しているからです。
 
また、カーリーはSSP同盟の代表から、私への注意喚起も受け取りました。ラングラーは私への報復に躍起になっているだけでなく、彼はすでに何人かに連絡して、私に近づく方法を探っているようです。
 
なぜラングラーがこれほど私に執着するのか理解できませんでした。カーリーによると、この人はひどく怒っていたようで、いまは厳しい監視下に置かれているそうです。
 
ゴンザレスの近況も聞きました。彼はマヤ離脱文明のグループの治療を受けているそうです。その後、カーリーと個人的なことをいくつか話した後、エーテリック会議が終わりました。
 
その後の数週間、カーリーから連絡を受けても短い会話だけで、彼女とSSP同盟の会合でもポツポツとした情報しか流れてきませんでした。疎外されていて、もう自分は用無しだと感じました。
 
私から提供できる情報はもう殆どないのに、なぜそれでも私に連絡してくるのかを聞きました。彼女は微笑んで「あなたはまだこれから起きる出来事の中で、役割を持っているのですよ」と答えました。彼女がいうには、彼女との「精神融合」によって、私の残りの人生を彼女がのぞき見ることができるようになり、それほど私たち二人はつながっているらしいです。そこで、私はロー・ティール・エールが言っていたことを思い出しました。太陽系の宇宙エネルギが増していくと、やがて球体は太陽系から徐々に消えていくそうです。その段階になると、姿を現して人類と密接に関わり、人類の移行を助けてくれる種族が二つ現れるそうです。その考えに耽っていると、カーリーは割って入ってきました。「ガーディアンたちが去って行った後になると、私たち二人はずっと連絡を取り合うようになりますよ」って。
 

7月10日早朝3時40分に、馴染みの青い光がまぶたのすき間から
差し込んできました。目を開けると、部屋の中で青いオーブが天井に沿っていつものジグザグ踊りをして、私の反応を待ちました。ベッドから起き上がって、適当に着替えて、転送の準備完了を合図しました。それから起きる会合については何も知りませんでした。その時点ではどこへ行くのかも分かりませんでした。
 
着いたところには、ロー・ティール・エールのシルエットとともに、ずっと背の低い人物がその左に立っていました。かなり遠くに立っているようでした。私はすぐ自分の入っている巨大なエネルギ球体に気を取られました。回りに、様々な大きさの球体が太陽から遠ざかっていくのが見えました。
 
自分のいる球体の中から見れば、これらの球体はいままで見たよりもずっと明るく光っていました。これらの球体はチラチラ光っているかと思ったら、次の瞬間に半透明になったりします。それらはゆっくりと一定の速度を保ちながら、金星と地球の軌道に向かって動いているようです。
 
続いて私は太陽に目を向けました。自分がいる球体の壁はある種のフィルターの役割をしているみたいで、いつも見ている太陽と違って見えました。コロナから放射された電気のパチパチというのを感じ取りました。
 
気がつけば、あの二人はもう3メートルほど先にいます。二人が振り返ると、私はティール・エールに挨拶をして、その隣にいる人にザッと目を通しました。私を見つめる彼らの目には、いままで見たことのないとても優しい気持ちが映っていました。
 
その初対面の人の身長は約165cmで、緑のつややかなローブを着てて、飴色のサンダルを履いていました。アフリカ系のエスニックな顔立ちです。目は茶色で、私たちと同じ大きさです。黒い髪の毛は多少白髪交じりです。顔のしわを見れば、彼らの種族の中での年長者だと思いました。肌色は現代の北アフリカに住む人と同じぐらいの色ですが、ややオレンジ色がかっています。頭の形は私たちとは少し違っていて、もっと丸い感じですが、全体的にみると、人間によく似ています。
 
そこで自分に言い聞かせました。アメリカの原住民とスペイン人が初対面したときもきっとお互いにこう思ったのでしょう。ほどよい沈黙の後、彼がやっと口を開きました。
 
彼が完璧な英語で話しかけてきたときには驚きました。いかなる訛りも見つけられませんでした。ブルーエイビアンズは私を特別な名前で呼びますが、彼もその名前で私を呼びました。そして自分の名前をミカ(Mica)と紹介しました。
 
訳注: この記事では Micca になっていましたが、ほぼ同じ内容のコズミック・ディスクロージャーのシーズン6・エピソード1では Mica に変わったため、そちらと同じ表記にしています。

彼が言うには、彼らの惑星は私たちの局部星団の中にあり、彼らは地球人類の「星のいとこ」で、遺伝子の94%は共通しているそうです。彼はその星系から地球に派遣された大使です。彼らは私たちの文化や芸術に魅せられていながらも、私たちの暴力に対する許容範囲に困惑しているようです。また、かつて彼らが自由のために戦っていた頃、地球に避難してきた人々がいたことも聞かせてくれました。彼らを奴隷にしていた暴君が転覆されてから、まだ数世代しか経っていないそうです。
 
なぜテレパシーではなく、英語で話しかけてきたかを聞きました。彼のテレパシー能力は完璧ですが、私の母国語で会話することを選んだそうです。
 
私たちの社会がどんな状態で、意識レベルがどこまで上がったかを知るために、彼らは私たちのラジオ、テレビやインターネット情報を以前からくまなく調べているそうです。好奇心から、彼らの多くは今も私たちの様々な娯楽と情報を見ています。かつて彼らを奴隷として扱った存在は、いま私たちを虐げている存在と同じです。将来、私たちが独立して主権を取り戻したとき、私たちに協力するために地球を訪れることを、彼らはとても楽しみにしているそうです。
 
さらに、彼らの解放を巡る戦いには、彼はロー・ティール・エールと密接に連携していたことも教えてくれました。私たちがいまたどっているのとよく似た過程を、彼らは体験したばかりなのです。
 
彼らの場合、私たちほど沢山の難題はなかったが、共通点は多いそうです。そう遠くない未来に、私たちが受け入れを望めば、彼らの経験は私たちにとっては非常に価値のあるものになるでしょう。その将来について、彼らはどのようにして地球人類とともに歩んでいくかで、しばらく会話は続きましたが、突然会話が打ち切られて、お開きになりました。
 
会話が終わった瞬間とほぼ同時に家に戻されました。ロー・ティール・エールとの会話を期待していましたが、叶いませんでした。彼らの背後から、一瞬にして青いオーブが私の胸の前に移動して、次の瞬間にはもう寝室に戻っていました。ミカ大使の最後の姿すら見ていなかった気がします。
 
それから、私は普段通りの生活に戻ろうとしました。6月末のボールダーでのコズミック・ディスクロージャーの収録以来、デービッドとは会話することすらできませんでした。頭の中をいろいろ整理する必要がありました。ロングビーチへの家族旅行を計画していました。最近の出来事について話し合う機会を持とうという期待がありました。デービッドのほうも、物理的に、感情的に、両方のリセットをすることになって、最終的によい方向へ向かいましたが、私たちのスケジュールを合わせることは出来ませんでした。
 
ミカとの会合の六日後、7月16日、部屋の中にまた青いオーブが現れました。同じようにして巨大な球体の中に転送されました。そこにはロー・ティール・エールのシルエットとともに、もう一人背の小さいシルエットがいました。見上げると、前回と同じ宇宙の絶景が目の前にありました。再び視線をその二人に戻すと、少し離れたところにトライアングル・ヘッドの存在が一人居ました。ティール・エールに挨拶してから、その同伴者に注目しました。それがゴンザレスだと気付くまではしばしの時間が掛かりました。私はちょっと動揺して、彼との再会を前に少し緊張しました。
 
それまでの数回の対面はとても穏やかなものではありませんでした。彼の手でラングラーに引き渡されたようなものでした。一番最後に聞いた彼の消息は、マヤ文明のグループから感情のヒーリングを受けているという話でした。私は彼の顔に覗き込んで、様子を伺おうとしましたが、そこにはトレードマークのしかめっ面もなければ、顎の筋肉の絶え間ない締め付けも見られませんでした。彼の顔は完全にリラックスしていて、私を上から下まで淡々と見回しました。すると、突然大きな笑顔で「お元気?」と話しかけてきました。
 
短い挨拶の後、彼は自分の体験を、自分の視点から説明しました。どうやら、彼の時間の感覚でいうと、半年間も離れていたのでした。マヤ離脱文明の技術はまるで魔法のようでした。彼の「恍惚」ぶりをみて、私は彼の全身に起きたすさまじいエネルギ変化に圧倒されました。
 

彼は本当の自分を見つけたそうです。そして人生の本当の目的も見つけました。いままでは軍の中で任務に身を投じて、任務のためにやるべきことを実行することで人生の目的を見つけようとしました。
 
それまでは全体の利益のためなら、何をやってもいいと自分自身に言い聞かせてきました。それが最終的に「他人へ奉仕する」ことになると思い込んでいました。彼はうぬぼれという低密度のワナにハマってしまい、頭の中で自分のことしかありませんでした。そういえば、私たちそれぞれに対して、ティール・エールとカーリーがそれぞれ「自分は誰だったか、いまは誰か、未来では誰になるか」を知りたいかと聞かれたことがあります。それについて二人で話したこともありました。私はその二人からの問いを二回とも「ノー」と答えました。まるで自分の奥深くにいる誰かが、「それを知るべきではない」と私に語りかけているようです。
 
「その答え次第では、私の個人関係の性質まで変わってしまいますよ」とカーリーに言われたことさえあります。家族のことを考えたら、自分の出した結論には何の未練もありませんでした。そういえば、カーリーとの最初の会合で、その答えを出したとき、カーリーはこんなことを言っていましたね。「どの人生でも、あなたはいつも頑固だね。」って。
 
ゴンザレスによると、マヤ文明のグループから問いかけられたとき、彼は「はい」と答えました。それによって、彼へのヒーリングが飛躍的な進展を遂げました。彼はその答えを出すのに少ししか時間をかけませんでしたが、もし再び同じ状況が訪れたとき、私は「はい」と答えるべきだと勧めてくれました。
 
それから、ゴンザレスは真顔になって、最近の自分の行動について謝りました。大声で「あなたを許す」と言うように頼まれたので、もちろんそうしました。彼に対する遺恨がないと分かって安堵したようでした。続いて、SSP同盟内の何人かと会ったことを教えてくれました。雲隠れした彼はもはや以前の職務に戻ることはできませんが、何人かの諜報員とはまだ連絡を取ることが出来たようです。
 
彼はマヤ文明のグループの元に残り、人類を助けるその他のグループとの連絡係を務めることになりました。彼が私に提供できる情報はさほどありませんが、以前SSP同盟からもらった情報と、SSP同盟からの和解案を申し出ました。もう何週間も新着情報から遠ざかっていた私はもちろん喜んで彼の申し出を受け入れました。
 
続いて、彼はデービッド・ウィルコック、マイケル・サラ博士と私が報告した南半球で起きた出来事について述べました。これらのカバール派閥が企んでいる計画の詳細も教えてくれました。これから地球で起きることについて、それぞれの組織のとらえ方は少しずつ違うようです。でも、太陽は大量のエネルギを全方向に向かって一気に放出するだろうという認識は共通しているようです。
 
ウィルコックはこの情報を科学的にかつスピリチュアル的に調べ、8月30日に出版される彼の著書「アセンションの秘密」に書きました。事前にその本を読みましたが、全体像の考察には非常に有用だと感じました。
 
その予測された太陽系の出来事が起きた時、「実際に何が起きるのか誰も分からない」とゴンザレスは言いました。多くのエリート達は、私たちの太陽はまもなく再初期化をしようとしていると信じています。ゴンザレスによると、これは私たちの太陽に限らず、遠い昔から私たちのいる局部星団全体で準定期的に行われてきたことだそうです。
 
「一なるものの法則」の見方では、これは繰り返される自然の周期の中で、宇宙全体の進化とアセンションを押し進めるために起きる自然の出来事です。これらの秘密シンジケートのうち、最も科学的で現実的な人たちは「太陽の表面全体のコロナがまもなく一斉に噴出される」と信じています。太陽は何日間はほぼ完全に暗くなってから、再度目覚めて新しい均衡状態に入っていくと彼らは信じているのです。
 
その過程で発生するエネルギ衝撃波とその超弩級のコロナガス噴出は地球上のあらゆる通信、電子機器や発電施設を破壊するとこれらのシンジケート内の「インテリ」達は信じています。それが私たちの現在のインフラに重大な影響を及ぼすと同時に、太陽系からAIのあらゆる痕跡を効果的に取り除いてくれると彼らは信じています。それがまた、隠された技術を一気に惑星全体に公開し、広める絶好の機会を与えてくれるのだそうです。
 
さらに、それが地球磁場の極性反転を触発して、惑星上のすべての生き物に劇的な影響を及ぼすと信じる人もいます。それによって、私たちの意識とともに、私たちの身体の神経系と磁場も影響を受けるそうです。
 
この「太陽のクシャミ」が地球の大気や地表に与える影響の具合については、それぞれのシンジケートの考えにはかなりの開きがあります。数十年も経てば元通りに戻るほどの小規模な出来事だという人もいれば、世界中で火山爆発や大規模地震が劇的に増加すると予想する人もいます。後者の予想では、惑星全体が厳冬期に入り、前の先進文明が前回の氷河期直前に滅亡したのと同じことが繰り返されるそうです。
 
いずれの場合も、これらの地球秘密シンジケートはいずれも地表の混乱が収まれば、再び地上に現れて生存者に対する彼らの支配を確立するつもりです。地上の混乱を治め、新世界秩序をもたらしたら、彼らはこの惑星ユートピアを統治する神になると信じているようです。
 
私の心配そうな顔を見て、ゴンザレスは言いました。「この出来事はすぐ起きるものではなく、これはあくまでも一部のシンジケートが予想したことです。」 彼がいうには、秘教的な思想に染まるシンジケートほど、これを「魂の収穫」と捉えているようです。私たちのコミュニティの中にもそう思う人が大勢います。これは「一なるものの法則」のとらえ方でもあります。デービッドはこれに20年間もかけて科学的に研究してきました。南極大陸の氷床の地下深くに隠れていれば、逃れることが出来ると彼らは信じているのです。
 
その時、ほかのブルーエイビアンズとトライアングル・ヘッドがすぐ近くにきていることに気付きました。ゴンザレスはティール・エールを何度かちらっと見ました。それから、会話を中断し、「私が戻るまでに、ティール・エールはあなたに話があるようです」といって、青いオーブに振り向いたら、連れて行かれました。
 
私はティール・エールを見上げてから、他の存在にもちらっと見ました。やっと「一なるものの法則」の一冊目を読めるようになりました。その本を真面目に読み始めてから、私との会話では、ティール・エールの言葉使いはその本によく似たものになりました。いまはもっといろんな質問をして、その答えを理解できるようになりました。これから始まる会話に、どんなことを聞かせてくれるのか、とても気になりました。
 
パート1終わり

翻訳: S.Mabuchi / PFC-JAPAN Official Group

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